PKを待ちながら

2014年公開のインド映画『PK』のネタバレです。『きっと、うまくいく』のランチョーを演じ、『チェイス!』のサーヒルを演じた「国宝級」俳優、アーミル・カーンの主演作です。鑑賞済みの方、ネタバレOKの方はどうぞ。未見の方は10月29日全国公開をお待ちください!

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Chaar Kadam

過去記事を再編してお届けします。

Chaar Kadam(チャール・カダム)、直訳すると「4歩」、転じて「少しの距離」の意味です。1回デートするくらいなら別にどうってことないかなー、というふわっとした気持ちが、そのまま離れがたくなったり、長い付き合いになったり、結婚に至ったり、なんていうことはよくありますよね! 3拍子で幸せな気分に浸れる楽曲です。
歌詞は、「名前も住所も聞かず 慣習も忘れ ほんの少しだけ一緒に歩こう」という内容です。「バッチャン朗読会」で出会った二人がどんな風に距離を縮め愛し合うようになったか、この部分は台詞や物語では描かれていませんが、この1曲の中でうまく表現されています。

 


Nanga Punga Dost

過去記事を再編してお届けします。

軽快なリズムが印象的な「Nanga Punga Dost」(ナンガー・プンガー・ドースト、素っ裸の友人)。アヌシュカー演じるジャッグーの登場シーンと、エンディングで使用されています。この2か所、少々歌詞が違っています。

ジャッグー登場シーンでは、「どこかで知らない人/変わった人に出会うかも」という歌詞で、サルファラーズとの出会い、そしてPKとの出会いを示唆しているようです。エンディングでは、「
笑い方を教え、悲しみを消し去り、多くの思い出を残した、決して忘れられない素っ裸の友人」という内容になっています。

歌詞(ローマ字)付きのyoutubeはこちらでどうぞ。



Tum To Thehre Pardesi

過去記事を再編してお届けします。

『PK』には、サントラ曲以外に、昔の映画音楽などがいくつか挿入されています。うっすらと短い時間しか流れないので、各国の映画館の字幕でもDVDの字幕でも、その歌詞は省略されていることが多いです。しかしながら、歌詞を読み解くと、『PK』のストーリーとうまくシンクロしていて、さらに感動が深まります。


アーミル演じるPKがラージャスターンの砂漠で、あのトランジスタラジオの持ち主と出会うシーンで流れる音楽。映画で流れるのは最初の部分だけですが、実際には15分ほどの長い歌で、その後の歌詞を読むと、PKとジャッグーの出会い、そして別れを示唆しているように思えます。


Tum To Thehre Pardesi(トゥム ト テヘレー パルデーシー)
「あなたは所詮異郷の人」のような意味です。
カラオケのイメージビデオっぽい、やっすい映像ですが、こちらでどうぞ。 ちなみにこの曲、インドの路上で物乞いの皆さんがよく歌う曲として人気だそうです。なんとも演歌っぽいような、俗っぽいような、抒情的な歌です。


歌詞全文と英語訳はこちらで。こちらの映像のほうがちょっとましかも。
http://www.ardhamy.com/song/tum-toh-thehre-pardesi

内容は、「所詮あなたは異郷の人。朝になれば車に乗って去って行くのだから、一緒にいられるはずもないでしょう? 故郷に戻って一人になったら私を思い出して涙を流すのかしら?」という感じです。
 

ヒラニ監督を待ちながら

ヒラニ監督が【今週】来日ということで、過去記事を再編してお届けします。

こちらの47分にわたる監督のインタビューは2014年11月、本国インドでも『PK』公開前のものです。


長いインタビューですが、少々面白いエピソードが15:10あたりで語られています。作中で使用される「Love is a waste of time」という楽曲。タイトルにもなっているこのフレーズ、アイディア自体は打ち合わせを重ねるなかで出てきたものですが、楽曲として仕上げるにあたって、作詞家Amitabh Battachariyaに依頼しようと考えたそうです。Dhoom3、2States、Chennai Express、Go Goa Gone(!)などのそうそうたる作品に作詞家として名を連ねている著名な作詞家兼プレイバックシンガーです。さっそく携帯を取り出して「作詞家Amitabh」に電話をかけ、話し始めた監督。楽曲のおおまかなアイディアや打ち合わせの日程を決めたところで、監督、気づいた。「電話の相手、Amitabh Battachariyaやない・・・! Amitabh Varmaや・・・!」しかし、そこまで話をしてしまったので今さら言い出せず、Amitabh Battachariyaも忙しい人なので、ひとまずVarmaに作詞をして持ってきてもらいました。すると、それがたいへん良い仕上がりだったため、そのままVarmaの作詞が採用されることになったということです。そしてなんと、この「間違い電話」の事実はこのインタビューで語るまで、誰にも明かしていなかったんだとか。「間違い電話」が素敵な奇跡を起こしたようです。

なお、このインタビュー、一般人から監督への質問を事前に募集していたのですが、30:50あたりで最初の質問として、「日本に『PK』がやって来る可能性は?」という質問が採用されています(ちなみにこの質問をリクエストしたのは私でございます・・・!)。監督の回答は、「ちょうど2日前に日本の配給会社の人と会って話したから、時期はわからないけど、日本でも公開されるはずだよー」ということでした。なんとなんと2年越しで日本公開が実現することになりましたね…!

『PK』10月公開!

「今秋」公開という情報が出てからというもの、「秋って何月だ! 何日だ!」とジリジリ過ごしてきましたが、ついに「10月公開」ということが明らかになりました。
同時に、日本語字幕付きのしゃべるポスター(モーション・ポスターを訳したんですね)も公開。
https://youtu.be/TyG4Yzy99-w

PKの一人称が「僕」ですね! 俺でもオレでもオイラでもなく! そして、ポージプリー訛りは、特に反映させないようですね!

このモーションポスターに関する諸々は、字幕翻訳者のcinetamaさんがブログ記事にしてますので、こちらをどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/cinemaasia/e/24d2ac3a39b8a404f0d17715ea3e102a

ついでに弊ブログの過去記事はこちら。
http://pk-aanaa.blog.jp/archives/31240566.html

本国のモーションポスターは4種類あって、そのあとにティーザーが出たのですが、日本でも全部同じように出すのかな??

cintamaさんの記事に、「なんだか、すごいことも計画されているらしい…」と気になる一文があるので、もしや! と思っていたら、インド側の芸能ニュースとして流れてきました。
http://www.bollywoodhungama.com/news/20000208/Aamir-Khans-PK-to-release-in-Japan-in-October?utm_campaign=Contact+SNS+For+More+Referrer&utm_medium=twitter&utm_source=snsanalytics
Bollywood Hungamaの、この一文。
「 Further it is also learnt that Nikkatsu plans to release the film later this year and is in talks with the producers to arrange for the film's talent to visit Japan to support the release.」

映画タレントの、来日交渉中。来日交渉中。来日交渉中!!!!!
アーミル、まさかの再来日????
正直、ありえない話ではないと思っています。というのは、
・新作Dangalの撮影が6月で終了、公開は12月なので、9月〜10月は比較的時間があるはず。
・アーミル自身、中国やトルコなど、海外イベントに積極的に行きたい気持ちがある様子。
・2014年の来日時には、京都旅行などを逃したので、マダム・キランももう一度日本に来たいはず。
・日本のファンが上海まで行ったのは伝わっているので、少なくとも「日本にアーミルファンいないし」なんてことはないはず。
・インド芸能メディアの情報って、ガセもあるけど、わりとホントの話のリークも多い。訪中の情報もインドから先に出てきたし。

もちろんビジネスのことですから、難しい話だとは思いますが…。
ただ、いま、アーミルは水問題に熱心なので! 日本の水処理施設見学とか、Satyamev Jayateと絡めるといいんじゃないかな!!!!

アーミルがNGだったとして。
ヒラーニー監督…来てくれそう。でも監督だけ、というのはなさそう。
プロデューサーのチョープラー氏…来てくれそう。でもプロデューサーだけ、というのはなさそう。
アヌシュカー…Sultanの公開が7月、その後、年内に2本出演予定があるようなので、難しいかも。
サンジャイ・ダット…来てくれたら、すっごい嬉しいけど、日本のビザが下りにくい理由が少々。
ボーマン・イラーニー…「きっと、うまくいく」にも「フェラーリが運ぶ夢」にも出演してるし、アリかも。
スシャント・シン・ラージプート…そりゃあ、来てくれたら嬉しいし、イケメンさんだし、でも9月にドーニー自伝映画に出演するので難しそう。

後は、まさかの名脇役さんたち。
こうしてみると、やっぱり一番来日の可能性が高いのはアーミルなのですよぅ…。ちょっと、考えるだけで心臓バクバクしてくるので、今日はここまでにしておきます。
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アーミル・カーン(『きっと、うまくいく』のランチョー、『チェイス!』のサーヒル)のファンです。 アーミル主演、2014年12月インド公開の映画『PK』は日本未公開ですが、ネタバレをブログに書いています。 アーミルとPKに興味のない方は、積極的にブロック、RTブロック、ミュートなどしてくださいね!
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