PKを待ちながら

2014年公開のインド映画『PK』のネタバレです。『きっと、うまくいく』のランチョーを演じ、『チェイス!』のサーヒルを演じた「国宝級」俳優、アーミル・カーンの主演作です。鑑賞済みの方、ネタバレOKの方はどうぞ。未見の方は10月29日全国公開をお待ちください!

2016年09月

Tum To Thehre Pardesi

過去記事を再編してお届けします。

『PK』には、サントラ曲以外に、昔の映画音楽などがいくつか挿入されています。うっすらと短い時間しか流れないので、各国の映画館の字幕でもDVDの字幕でも、その歌詞は省略されていることが多いです。しかしながら、歌詞を読み解くと、『PK』のストーリーとうまくシンクロしていて、さらに感動が深まります。


アーミル演じるPKがラージャスターンの砂漠で、あのトランジスタラジオの持ち主と出会うシーンで流れる音楽。映画で流れるのは最初の部分だけですが、実際には15分ほどの長い歌で、その後の歌詞を読むと、PKとジャッグーの出会い、そして別れを示唆しているように思えます。


Tum To Thehre Pardesi(トゥム ト テヘレー パルデーシー)
「あなたは所詮異郷の人」のような意味です。
カラオケのイメージビデオっぽい、やっすい映像ですが、こちらでどうぞ。 ちなみにこの曲、インドの路上で物乞いの皆さんがよく歌う曲として人気だそうです。なんとも演歌っぽいような、俗っぽいような、抒情的な歌です。


歌詞全文と英語訳はこちらで。こちらの映像のほうがちょっとましかも。
http://www.ardhamy.com/song/tum-toh-thehre-pardesi

内容は、「所詮あなたは異郷の人。朝になれば車に乗って去って行くのだから、一緒にいられるはずもないでしょう? 故郷に戻って一人になったら私を思い出して涙を流すのかしら?」という感じです。
 

『PK』inしたコメ

9月18日(土)、第9回したまちコメディ映画祭in台東にて、『PK』が上映されました。会場は、上野の不忍池水上音楽堂。ポケモントレーナーが1000人くらい集まっている不忍池で、 なんと、巨大PKちゃんバルーンが入口でお迎えしてくれました。


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当日配布されたPKちゃんうちわと、前売り特典のラジカセクリアファイルでPKごっこです。このバルーンは9月24日、25日に代々木公園で開催のナマステ・インディアにも(天気が良ければ)登場するらしいので、ぜひ行きましょう~。うちわとクリアファイル持参で。バルーン以外にも「PKフォトブース」「PK写真展」も予定しているそうです。「フォトブース」って何でしょう! 顔を出して写真撮影するようなやつでもあるんでしょうか? 見逃せません。また、これだけ立派なバルーンですから、公開初日にも、どこかの映画館前に登場するのではないかと思っています。要チェックですね~。

観客席は、まずまずの入り具合。同じしたコメのプログラム「映画秘宝まつり」やA.R.レヘマーン来日と日程がかぶっていたので、とても心配していたのですが、想像以上の入場者数で、開場時間にはすでに行列ができていました。
水上音楽堂は、屋根はあるものの壁のないオープンスペースで、夜風が吹き込み虫の鳴き声も聞こえてとても快適な会場でした。途中少し雨が降ったようですが特に気になることもありませんでした。

上映前のインド大使館一等書記官のご挨拶、辛酸なめ子氏のトーク、いとうせいこう氏によるヒラニ監督取材の映像の詳細については日活さんがレポートしているのでこちらをご参照ください。辛酸なめ子さんがするっとネタバレしてますので、日活さんも注意喚起してますがちょっとご注意。
日活レポート

話はそれますが、ネタバレ問題は難しいですね。ちょっとでも耳にしたくない、という人もいれば、全然オッケーな人もいますし。『PK』に関しては、「宣伝では明らかにしていない重要なアノ事実」は、ネタバレといえばネタバレですが、物語の中ではさほど重要でもないし、そこがオチでもないので、うっかり見てしまっても気になることはないかなーとは思ってますが。

私自身は『PK』は何度も何度も観ているので、気になるのは字幕のつくり込みと、観客のウケ具合。さすがに松岡さんですから、各国の英語字幕が省略した部分も、ヒンディー語からきっちり訳されています。ただものすごい早口でものすごい情報量をしゃべるので、どうしても日本語では落ちてしまう部分があって、まぁ、それは一部のマニアにだけわかる醍醐味とさせていただきましょう。観客の皆さんも、いい具合にウケていました。ちゃんと、映画が意図したところが伝わったのは嬉しいなぁ。日本人だからこそ共感できる部分もあったようです。一部、インド映画をある程度観ている人にしかわからない部分でも笑い声が上がっていたので、比較的インド映画好きの方も来場されていたようです。

公開まであと1か月と少し! したコメで一度観た方も、もしこのブログのネタバレを読んで初めて気づいたりした部分があったら、もう一度劇場へ行っていただけると嬉しいです! 
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アーミル・カーン(『きっと、うまくいく』のランチョー、『チェイス!』のサーヒル)のファンです。 アーミル主演、2014年12月インド公開の映画『PK』は日本未公開ですが、ネタバレをブログに書いています。 アーミルとPKに興味のない方は、積極的にブロック、RTブロック、ミュートなどしてくださいね!
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